『ハーバードの人生を変える授業』【おすすめ本】
こんにちは。
今回は、#おすすめ本をご紹介いたします。
それがこちら、、
『ハーバードの人生を変える授業』 です。
この本の著者のタル・ベン・シャハーさんは、現在注目を集めている「ポジティブ心理学」の若手の第一人者です。
従来の心理学が、鬱などの病理に焦点を当てるのに対して、ポジティブ心理学は、心の健康、つまり人がよりよく生きるとはどういうことかを真正面から研究する学問です。
その研究範囲は広く、楽観性、ポジティブ感情、レジリエンス(逆境からの立ち直り)、幸福、価値観、強み、ポジティブな人間関係、ポジティブな組織開発など、多岐にわたっています。
その中でもタル・ベン・シャハーは、「幸せ」研究の第一人者です。
彼は2002年からハーバード大学でポジティブ心理学のクラスを受け持ちはじめました。
最初、学生8名から始まった彼のゼミは、次の年には一般のクラスとなり、380名の学生が受講を申し込んできました。2006年にはその倍以上の855名の学生が申し込み、名実ともにハーバード大学で人気ナンバーワンの授業となり、多くのメディアでも取り上げました。
この講義は多くの学生の人生を変えたといわれ、まさに「伝説の授業」となっています。
その授業のエッセンスを52講にまとめ、理論とアクションプランを提示したのが、本書です。
彼の理論は、世の中にある多くの自己啓発本とは一線を画し、心理学の多くの研究データと彼自身の経験に裏打ちされています。
彼はアリストテレスや孔子の本を読みあさり、大学で哲学・心理学を専攻し、多くの「成功しているけど、幸せでない」人たちを観察してきました。
そして彼自身の幸せに関する基本原則を体得していきました。
それが本書の中で、52講義の形で述べられています。
week 1 感謝する 、、、
から始まる本書を読み、それぞれのワークを「Think」し「Action」していくうちに、タル・ベン・シャハーのいう幸せの深い感覚が、自分の中に養われていくようでとても幸せな気分になれました。
まとめ
本書は、人生を「幸せ」にするにはどうしたらいいのだろうということを、様々な研究、経験から教えてくれる。そんな本になっています。
この本を手に取っていただいた皆さんも、この本に書かれていることを読むのと同時に、タル・ベン・シャハーの提唱するワークを継続して行ってみて下さい。
一人でも多くの方が、「幸せ」について考え、向き合うことで、これから生きていく人生をより「幸せ」にすることができれば本当に「幸せ」だと思います。
自分自身、今後の人生の本棚に置きたい程の、
とても素晴らしい本に出会うことができました。
それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
FROM SASA.